ストレートネックに効果ある?テニスボールを使った首の矯正法

2017-10-21

 

一度ストレートネックになってしまったら、病院や整体に行かない限り、全く治療ができないと思っていませんか?

ストレートネックから生じた症状を、自宅で改善できる方法を紹介しますね。

使うものは、硬式テニスボール2つ。

これをガムテープで固定したものを、首の後ろに当てて、仰向けになるだけです。

これなら一人でお部屋にいるときも、のんびりケアできると思いませんか?

テニスボールを使ったケアは、お金も時間もかからないので、いいことづくし。しかもテレビでも何度か話題になっている方法です。

ストレートネックで悩んでいたら、この続きをチェックしてみてくださいね。

テニスボールを使った首の矯正法のやり方

テニスボールを使った首の矯正法のやり方を説明します。

この方法は、さかいクリニックグループ院長の酒井慎太郎先生が発案したものです。酒井先生については、このブログでも何度かお話ししていますね。

酒井先生はこの方法を、「簡易版・首の関節包内矯正」と名付けて紹介しています。

まずは以下のものを用意してくださいね。
↓↓↓

―用意するもの―

硬式テニスボール2個
ガムテープ
厚さ2cmくらいの本(あれば)

※テニスボールは100円ショップでも売っています。

―手順―

1) 硬式テニスボール2個をぴったりくっつけて、ガムテープで動かないように固定します。

2) 後頭骨のでっぱりを探して、後頭骨のすぐ下に、テニスボールを当てます。

3) 硬い床に仰向けになって、ボールの上に頭を乗せます。背中の下に本を敷いて、ボールのずれを防ぐといいですね。

4) リラックスして1~3分間、この姿勢をキープしてください。(1回3分、1日3回以内にとどめてくださいね)

 

テニスボールを使った首の矯正法で実感した3つの効果

私もテニスボールを使って、実際にこの方法を試してみました。

そしたら3つの効果を実感しました。

1)頭や首に血がめぐるようになった
2)上を楽に向けるようになった
3)ツボ押しとストレッチ効果で、イタ気持ちいい

順を追ってお話ししますね。

1) 頭や首に血がめぐるようになった

テニスボールを使ったケアを最初に試したときに、まっさきに感じたことです。

テニスボールから頭を外して、床から起き上がったとき、頭や首に勢いよく血がめぐるのを感じました。

「え?私の身体に何が起きているの?」

と、いい意味で戸惑ってしまうくらいの、爽快感でした。

血行が良くなることは、最初の1回だけではなくて、2回目以降も感じています。

首や肩のコリも、すっきり流されているみたいです。

2) 上を楽に向けるようになった

テニスボールを使ったケアを継続することによって、ある日ふと気づきました。

「あれ?上を向くのが辛くない」って。

私は2年前に頸椎椎間板ヘルニアを患ったことで、今でも顔を上に向けて天井を見るのが苦手なんです。

それでも、テニスボールを使って、首のケアをコツコツ行うことによって、首の関節がいい意味でゆるんだのでしょう。

3) ツボ押しとストレッチ効果で、イタ気持ちいい

テニスボールを首に当てる場所は、ちょうど「天柱」と「風池」というツボがある場所です。

この二つのツボは、首こりのケアになくてはならない重要なツボ。

詳しくはこちらの記事に書いています。

それから、テニスボールの上に頭を乗せることによって、首の筋肉が伸ばされるため、ストレッチ効果もあります。

「ツボ押し」と「ストレッチ効果」

テニスボールを使ったケアは、これらをダブルで味わえます。(一粒で二度おいしいですね)

 

「頭と首の境目」がゆるめば健康になれる?

 

テニスボールを使った首の矯正法について、やり方と効果のほどについてお話ししました。

では、なぜこの方法が、ストレートネックにもいい影響を与えるのでしょう。

それは、「頭と首の境目」をゆるめることができるからです。

頭と首の境目は、脳と体をつなぐ大事な部分です。この部分がきつくなると、首や肩の不調だけじゃなくて、眩暈や吐き気や耳鳴りといった症状も起きやすくなります。自律神経失調症のような症状ですね。

テニスボールの上に頭を乗せることによって、ボールの硬さがちょうどいい刺激になって、頭と首の境目(後頭骨と第1頸椎の間)の関節がゆるみます。そして、筋肉や神経の圧迫が軽減されて、血液の流れもよくなります。

「頭と首の境目がゆるめることが、なぜ身体にいいの?」と思うかもしれませんね。

酒井慎太郎先生は、著書で次のように推測しています。

entry90-06.jpg
私は、この「頭と首の境目」の部分が、首や肩の状態を左右する非常に大きなカギなのではないかと思っています。
このカギが閉まってしまっているか、開いているかは、首・肩の健康に大きな違いが出てきます。鍵を開けてちょっとゆるめてあげるだけで、それまで堰き止められていたいろいろな“流れ”が回復するような気がするのです。おそらく、ここをゆるめることで、脳から体へ向かう血液の流れや、脳脊髄液の流れ、神経伝達の流れなどが一斉に回復するのではないでしょうか。
引用元:肩こり・首痛は99%完治する(著:酒井 慎太郎 )

テニスボールを使った首の矯正法では、ストレートネックはダイレクトに治らない?

ところで、テニスボールを使った首の矯正法は、ストレートネックをダイレクトに治す方法かと言ったら、そうは言えません。

それはどんな療法であっても、断言できるものではないと思います。

そもそも、この首の矯正法がアプローチしているのは、「ストレートネック」そのものではなくて、「頭と首の境目」です。

上の頸椎の図を見てください。

ストレートネックは、5番から7番の頸椎のカーブが失われることから生じます。

5番から7番までの「下の方の頸椎」が、頭の重みを支えきれなくなってしまったら、1番から4番までの「上の方の頸椎」にも負担がかかりますよね。

そして、「頭と首の境目」である第1頸椎と後頭骨の間がきつくなってしまったら、上に書いたような症状が起きやすくなります。

(首こりや肩こり、眩暈や吐き気や耳鳴り、等々です)

その「頭と首の境目」をケアするのが、今まで紹介した「テニスボールを使ったケア」です。

ここで話を整理しますね。

ストレートネック⇒第5~7番の頸椎のカーブが失われた状態
テニスボールを使ったケア⇒第1頸椎と後頭骨の間を広げる方法

 

ということは……

テニスボールを使ったケアは、「ストレートネックをダイレクトに治す方法」というよりも、「ストレートネックによってシワ寄せを受けた、頭と首の境目を楽にする方法」と言った方が、正しいかもしれません。

もちろん、「ストレートネック」と「頭と首の境目」の、両方をケアすることは大事です。

「ストレートネックを治す方法」については、こちらのエクササイズがおすすめです。5番から7番の頸椎を、ぐぐっと動かすエクササイズです。

 

【まとめ】「テニスボールを使ったケア」と「あご引きエクササイズ」を両方行うことをお勧めします。

ストレートネックを本当の意味で改善したいと思うとき。

今まで紹介した「テニスボールを使ったケア」を行うとともに、「あご引きエクササイズ」も行っていった方が、相乗効果が高いのではないかと思います。

私は「あご引きエクササイズ」を2年前から継続しているのですが、「テニスボールを使ったケア」を最近になって試すようになって、3つの効果を実感しました。

くり返します。

1)頭や首に血がめぐるようになった
2)上を楽に向けるようになった
3)ツボ押しとストレッチ効果で、イタ気持ちいい

以上の3つの効果です。

特に血流の良さに関しては、「あご引きエクササイズ」では味わえないのではないかと思っています。

だからと言って、やりすぎには注意。

1回3分、1日3回以内にとどめて、首が痛いと思ったらストップするのを忘れずに。

首を優しく労わってあげてくださいね。

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